ペニスを手で刺激するだけの快感とは違い、催眠オナニーには未知の快楽の世界が広がっています。
耳からの刺激である音は、視覚情報以上に人の無意識に作用し、リラックス効果や興奮作用などを強くもたらしてくれます。
ただ、物理的に手やアダルトグッズで刺激して射精するのとは違い、すぐにできるわけではなく、体得するまでに時間がかかります。
また、日によって快楽の感じ方も違い、コントロールすることが難しいです。
そのため、催眠オナニーは途中で挫折してしまう人が多いです。
初心者はもちろん、何回かチャレンジしても思ったような快楽を得られなかった人、やってみたけれども結局普通のオナニーになってしまう人、今回はそのような人のためにわかりやすくポイントやコツなどの方法を解説していきます。
耳からの音声で想像を膨らませて、無意識と意識の境界状態でオナニーするのはなかなか癖になります。
催眠オナニーとは
催眠オナニーとは、暗示をかける「催眠」と性的な快楽を得る「オナニー」を組み合わせた造語です。
催眠によって性的な快楽を圧倒的に高めるオナニーの手法です。
催眠オナニーは女性の淫語音声や愛撫(あいぶ)の音声などを聴き、音声主体で絶頂を体感するオナニーの方法です。
女性の声や愛撫の音は、それだけでいやらしい状況を想像させてくれます。
目から入る映像はそれがすべてになってしまいますが、耳からの情報は自分のなかで創造をかきたて、エッチな世界が無限に膨らんでいきます。
実際の催眠オナニー
催眠オナニーでは、いつもと違うオナニーを体験し、最高の快楽を得ることができます。
実際のところ何が違うのか最初はイメージしづらいので、ここで簡単に説明しておきたいと思います。
普通のオナニーはAVやエロ本をオカズにペニスを手でシコシコするだけなので、エロい気分や射精した時の気持ち良さは体感できます。
ただ、どうしても抜くだけの作業になりがちです。
そんなオナニーを特別なものにできるのが催眠オナニーです。
何が違うかというと、「快楽に没頭する」感覚です。
イクことが目的というよりは、自分だけの世界に入り込み、ずっとオナニーをしている気持ち良さにどっぷりと浸っていたいと思える状態です。
そのため、心が満たされれば、必ずしも射精する必要はありません。
個人的に、催眠オナニーはドライオーガズムに少し似ていると思います。
絶頂を迎えたあとの心が晴れる爽快感は普通のオナニーでは得ることができないものです。
これは快楽にどっぷり浸かれるがためだと、私は思います。
催眠オナニーのやり方と具体的な手順
催眠オナニーは簡単に体得できるものではないので、ゆっくりと自分のペースで取り組んでいきましょう。
無意識的な妄想をオカズにオナニーをするというのは、いつものオナニーとは一味違います。
はじめから音声だけで絶頂するのはなかなか現実的ではないので、手でペニスを刺激したり、乳首をいじったりしてみても良いです。
催眠オナニーは気持ちや心に大きく作用されます。
私も音声と手などの刺激を併用することがあります。
重要なことは意識的にオナニーするのではなく、無意識的な感覚に支配されながら自然とオナニーするということです。
音源の準備
まずは催眠オナニーで使う音声を選びましょう。
催眠オナニーは音声を聴きながら性的興奮を刺激し、快楽へ没頭していきます。
音声はYouTubeやアダルト動画サイトにあるので、自分の好きなシチュエーションのものを選びましょう。
「おすすめはありますか?」とよく聞かれますが、趣味は人それぞれなので自分の好みを優先させて構いません。
とにかく自分の性癖やフェチに「どストライク」のものを選んでください。
環境準備
催眠オナニーに没頭できる環境を準備しましょう。
何かに没頭している時に、周りで大きな音を出されたり、動きが視界に入ったりすると気が散りますよね。
それと同じで催眠オナニーも自分の周りで何か音や動きがあると気がそちらに向いてしまい、上手く催眠状態に浸ることができません。
外的な障害は事前にシャットアウトしておくことが重要です。
私の場合は催眠オナニーを思う存分楽しみたい時は、近所のラブホに行きます。
突然宅配便が届いたり、マンションの隣人の生活音が聞こえたりすると、オナニーに集中できません。
また、自分も声を出したりあえいだりするので、それが外に聞こえていないか心配になってしまいます。
あとは予期せぬ潮吹きや射精でシーツを汚してしまう可能性もあります。
こうした不安を取り除くために、私はラブホを選びます。
あなたにとって安心して没頭できる環境を準備してください。
催眠オナニーの導入
準備が完了したら音声を聴きながら催眠オナニーを開始します。
自分のリラックスできる格好と姿勢で始めてください。
私は音声に合わせて着ているものを脱いでいくことも含めてプレイだと思っているので、洋服は着ていますが、最初から全裸でも、パンツ一丁でも構いません。
とにかく自分がリラックスしてエッチな気分になれるように準備してください。
よくAVで動画の導入部を早送りして、SEXパートのみを楽しむ人がいますが、催眠オナニーの場合、それは禁物です。
導入部より脳への作用が始まっているので、しっかりと最初からすべて聴いてください。
催眠オナニーへの没入
催眠オナニー中は何も考える必要はありません。
ただただ音声に集中し、意識的な行動をせずに自分自身を自由に解放してあげてください。
ペニスをシゴきたければシゴキましょう。
通常のオナニーとの違いは抜きたいからペニスをシゴくのではなく、身体が無意識的に求めているから自然とペニスをシゴくという点です。
射精しようと意識的に行動する必要はありません。
気持ちよさに没頭し、身体のおもむくままに従いましょう。
催眠オナニーで、初めから絶頂を迎えることができる人はなかなかいません。
まずは心地よさを味わえるように環境を整えて、じょじょに無意識に身を任せる感覚を身につけていきましょう。
催眠オナニーの補足情報
私はオナニーの最終的な絶頂の迎え方は射精ではなくドライオーガズムだと思っているので、催眠オナニーでも前立腺を刺激します。
エネマグラをアナルに挿入した状態でペニスは刺激せずに絶頂を迎えます。
「快楽の世界に没頭する」という点では催眠オナニーもドライオーガズムも同じだと思うので、そういった共通の部分を結び付けることで快楽を得やすくなります。
私の場合は前立腺ですが、人によっては乳首やペニスということもあります。
自分が気持ち良くなれるポイントを合わせて刺激しましょう。
毎回同じやり方で同じ快楽が得られるというわけではありません。
だからこそやる楽しみがあると思いますし、自分の身体のまだ知らない部分が垣間見られるのが催眠オナニーの魅力のひとつだと思います。
今まで乳首は感じなかった人でも催眠オナニーをしながら刺激してみたら性感帯になるなんてこともありえる話です。
先入観は捨ててフロンティア精神をもって、無意識に従って自分の身体を開拓していくことが催眠オナニーを成功に導く重要なポイントです。
催眠オナニーのコツ
催眠オナニーでは快楽に没頭する環境づくりを心がけることがとても重要です。
意識的に「快楽に没頭するぞ!」と思いすぎても、それが逆にストレスになる場合もあります。
そのため、自然と気持ちや心が「快楽の世界」へ向かう状況や環境を事前に整えておかなければなりません。
物理的に集中できる環境
催眠オナニーを上手く体験できない人は、十分な環境づくりができていないことが多いです。
例えば、音声を聴くときはイヤホンなどを使いますが、イヤホンではなくノイズキャンセリングのヘッドフォンを使ったほうが外部の音をシャットダウンしてより臨場感を感じることができます。
視界に入るものが邪魔をするのであれば、アイマスクをして視界を遮りましょう。
心理的に集中できる状態
気持ちや心にストレスがかかっている状態では催眠オナニーはできません。
仕事のこと、プライベートのこと、家族や友達のこと、そういった考え事や何かしらの不安や心配は少しあるだけでも催眠オナニーの妨げになります。
そういったことをすべて取り除き、自分が一番リラックスしている状態でないと催眠オナニーを体験するのは難しいです。
私も仕事が繁忙期であったり、疲れがすごく溜まっていたりするときに催眠オナニーを実践してみても、上手くできないことがあります。
自分では「快楽に没頭しよう」と思っていても、頭のどこかで仕事のことを考えていたり、明日の予定なんかを意識してしまっていたりすると、上手くできません。
このケースでは、催眠オナニーのやり方に問題があるというわけではありません。
まずは心的なストレスを取り除いてから、催眠オナニーに進みましょう。
まとめ:催眠オナニー
「催眠」と聞くと、うさんくさいと思うかもしれませんが、実際にやってみると今までにない快楽を得られることもあります。
毎日のオナニーがマンネリ化してしまっている人、オナニーをもっと楽しみたい人はぜひチャレンジしてみてください。
オナニーライフが充実すれば、人生がの質が大きく向上します。